男性に多い性の悩み|正しい知識Q&A

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男性に多い性の悩みについて解説します。

  • #泌尿器科の病気

Q:陰茎が小さい気がする。今後困ることはありますか?

A:個人差がありますが、性欲や勃起、射精があれば、小さいことだけで性行為(セックス)が困難になることはあまりありません。

排尿や性行為(セックス)に支障が出る場合は、泌尿器科で相談しましょう。

Q:包茎かもしれない。何かした方がいいですか?

A:亀頭が包皮に覆われていても病気ではありません。

排尿(おしっこ)するとき、射精するときに亀頭を完全に露出できれば大丈夫です。もし、勃起の時に亀頭が締めつけられるなどの症状があれば、泌尿器科で相談しましょう。

亀頭包皮炎(きとうほうひえん)(恥垢がたまって不潔になり包皮がはれること)を繰り返す、亀頭を完全に露出できない、排尿(おしっこ)するにも支障がある。そのようなときには、泌尿器科を受診して相談しましょう。

陰茎のイメージ画像です。

※「性教育いらすと」様のイラストを使用させていただきました。

Q:精液に血が混じるのですが、大丈夫でしょうか?

A:精液に血が混じることを血精液症(けつせいえきしょう)といいますが、原因が分からないことも多く、徐々に減るようなら心配ありません。しかし、繰り返す場合は泌尿器科で相談して下さい。

Q:勃起障害(ED)かもしれない。どうしたらいいですか?

A:十分勃起せずに満足な性行為(セックス)ができない状態をいいます。ストレスや疲れすぎが原因となることもあるようです。

からだの異常はなく、マスターベーションは可能な場合は、障害となっている原因を取り除くことで、治ることも多いようです。

ホルモンの異常、陰茎の血管や、勃起をつかさどる神経が原因で起こる場合もあるので、泌尿器科で相談しましょう。

Q:性器の病気が心配。どんな病気がありますか?(男性の場合)

A:性器の病気を2つご紹介します。

① 精巣捻転(せいそうねんてん)

捻転とはねじれるということです。精巣もしくは精索(せいさく)という精巣から腹部をつなぐ筒状の構造物がねじれることによって、精巣への血液の供給ができなくなるため精巣の機能が失われてしまう病気です。この病気が起こる年齢は10~20歳代にかけての思春期以降の男性が最も多いです。

② 精巣炎・精巣上体(せいそうじょうたい)炎

精巣や精巣上体が炎症で赤くはれる病気です。急性精巣炎のほとんどは流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)に伴って起こります。

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