2025年8月8日、プレコンセプションケア広報事業の一環として「若者企画委員会」を開催しました。
プレコンセプションケアとは、性別を問わず、適切な時期に、性や健康に関する正しい知識を持ち、妊娠・出産を含めたライフデザイン(将来設計)や将来の健康を考えて健康管理を行う取り組みです。
プレコンセプションケアの広報に関する実態やニーズを把握するため、日常生活の中でどのように情報を受け取り、どのような行動に繋がっているかを中心に様々なご意見を伺いました。WebサイトやSNSに限らず、日常生活の中で自然に参考にしている情報や、信頼できると感じている情報源についてもご意見をいただきました。
SNSについて
SNSに関しては、
- 「友だちにシェアしたくなる内容が大事」
- 「自分と同世代の人が登場していると共感しやすい」
- 「リポストしたくなるようなポジティブな表現がよい」
といった声が多く寄せられ、形式だけでなく“共感を呼ぶ視点”が求められていることがわかりました。
また動画コンテンツに関しては、
「普段は短い動画を好んで視聴している」
という意見が多く上がった一方で、
「深い理解したいときには5分程度の解説動画を視聴する」
という意見もあり、自身が求める情報の深さに応じて、動画の種類を選んでいるということも分かりました。
Webサイトについて
Webサイトに関しては、
- 「サイトの表示が遅いと閲覧をやめてしまうため、すぐに表示されるサイトを優先して見る頻度が高い」
- 「イラ ストがたくさん使われていて、黄色などの明るい色を使っているデザインは、最後までスクロールしたくなる」
といった声がありました。
Webサイトを閲覧する際には、デザインやコンテンツに加えて、ページの表示速度や操作性といった“使いやすさ”も重要とのご意見でした。
Web記事について
Webサイトに掲載される記事に関しては、
- 「検索でたどり着くことが多いからこそ、記事タイトルは知りたいことを直球で表現しているものだと読みたくなる」
- 「月経困難症とは?みたいな専門用語を使用するよりも、生理がつらい、のような、わかりやすい表現の方が読みやすい」
という声があり、可読性とわかりやすさを両立しているコンテンツが求められていることがわかりました。
今後の取組について
今回の若者企画委員会を通じて、若い方々が普段どのように情報を受け取り、選び、信頼や共感を感じるのか、具体的なご意見をいただきました。
今回いただいた貴重なご意見は、今後のWebサイト制作やSNSの運用の参考にさせていただき、若い世代をはじめとする多くの方々にプレコンセプションケアの取り組みを届けられるよう努めてまいります。
若者企画委員会の皆さん
前列左から
- 大学生(兵庫県出 身)
- 高校生(宮崎県出身)
- 高校生(東京都出身)
- 大学生(茨城県出身)
後列左から
- 社会人(愛知県出身)
- 社会人(静岡県出身)
- 社会人(静岡県出身)
- 社会人(神奈川県出身)